最近の保育園の様子
大人の気持ちと子どもの気持ち
朝の保育園では、あちこちで「ママがいい」「ママとタッチしたかった」という声が響くことがあります。ママはちゃんと何度もタッチしてくれていましたが、朝の別れは踏ん切りがつけられないのかもしれません。お父さんやお母さんが大好きで、ずっと一緒にいたい思いがあるのでしょう。子どもなりにどうしたら一緒にいられるかと、つなぎとめたい気持ちの表れでもあると思います。お父さんお母さんは後ろ髪をひかれることと思いますが、あとは保育士にお任せください。大丈夫、必ずニコニコと遊びだせるように切り替えるお手伝いをして、遊びへと促します。
子どもにとって保育園は楽しい所だけれど、ここで頑張れる土台はやっぱりお家なのです。子ども達は、様々な心を表情や行動で表してきます。もしかしたら大人のちょっとした思いも感じ取っているかもしれませんよ。何気ないお家での日常がほっとでき、ことばでのやり取りがあって、次に向かっていける力の源となるのです。子どもは、大好きなママやパパと、一緒に手をつなぎ、笑い合い、ぎゅっと抱っこしてもらうことや、ゆったりとした気持ちで包まれたいと思っていることでしょう。お家の方の側にいるだけでも安心なのです。
大人は大人で、仕事が忙しくて疲れるし、自分の時間も欲しいし。子どもはぐずって、大人のペースになってくれないし。大人は“ひとりになりたーい!”と思うことでしょう。
この少しすれ違った気持ちは、どうしたらよいのでしょうか。
向こうの空に沈む夕日を一緒に“きれいね”と眺めてみるのはどうでしょう。一緒に紅葉した葉っぱを拾ったり、ごはんを一緒に食べて「おいしいね」と目を合わせたり…そんなちょっとした「心合わせ」がきっと親子には大事な気がします。
子どもを育てるって大変ですね。時代は変わるけれど、子育ての大事な部分は変わらないはずです。昔子どもだった大人の私たち。ちょっと小さかった日のことを思い出してみませんか?少し立ち止まる時間と、少しゆとりを持たせた心さえあればよいのですが、それが難しいのですよね。でも、子どもは子どもの時間を生きています。大人とは違います。そして、子どもは、大人と一緒にいて育つのです。
12月は、クリスマスやお正月の準備などを通して、目には見えないことにも気持ちを向けて、心をあたたかくしてお過ごしくださいね。
おいもほり
バス遠足 とっつぁんの森へ(きりん組・ぞう組)
乳児親子であそぼう
— (ひよこ組・りす組・うさぎ組) —
手ぬぐい染め(きりん組)
— 遠足に持っていく手ぬぐいを染めました —
スティールパン演奏会(全クラス)
スティールパン奏者の伊澤さんは、ひまわり保育園の卒園生。スティールパンの心地よい音色と楽しいリズムに自然と体も動きました。
職場体験(美原中学校1年生)
先月は3年生が来てくれましたが、今回は1年生の6名が職場体験として3日間来てくれました。子ども達は「かわいい」と優しく接してもらい、うれしそうでした。
今月の予定
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資源回収活動
2024年度回収日:4月2日(火)、5月7日(火)、6月4日(火)、7月2日(火)、8月6日(火)、9月3日(火)、10月1日(火)、11月5日(火)、12月3日(火)、1月7日(火)、2月4日(火)、3月4日(火)、
日頃よりひまわり保育園の廃品回収にご協力いただきありがとうございます。おかげさまで当事業も2024年度で45年を迎えます。この間、地域の皆様には変わらぬご支援とご協力を賜り、職員・父母一同心より感謝申し上げます。この収益金は、地域やひまわりの子ども達のために有効に活用させて頂いております。重ねて御礼申し上げます。2024年度も引き続きご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
給食・おやつ献立表
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「おやつ」のおはなし
11月に入り、子どもたちの食欲はどんどん増しています。
今月は「おやつ」のお話です。
おやつは4回目の食事と言われています。子どもは一度にたくさん食べることができず3度の食事だけでは身体に必要な栄養素がとりにくいのでお腹が空いてしまいます。そのためおやつを食べ補います。
おやつはお菓子ではなく、お腹にたまるおにぎりや、麺、お芋など主食となるものを選びます。ひまわりの子ども達は、「お昼寝して起きたときのごはんは何?」とおやつのメニューを聞きに来ます。子ども達の中でひまわりのおやつは4回目の食事になっています。
手が込んだおやつではなくて大丈夫です。ちょこっとごはんにお塩をかけてキュッと握った塩おにぎり、おせんべい、パンを食べるだけで午後の遊びのパワーがつきます。子どもたちがたっぷり遊べるように給食室から「おやつ」で応援しています。
- ★レシピ紹介
- ▶「しおおにぎり」
作り方を見る
給食室一同
あそぼう会・子育て支援情報
ひまわり保育園の子育て支援事業は
ひまわり保育園の子育て支援事業は、あそぼう会・園庭開放・プール開放・紙芝居屋さん・育児相談・お誕生会などがあります。
概要などは 「子育て支援概要」をご覧ください。
ご利用いただく時のお願い
- *季節によって園庭がぬかるんでいる時がありますので、保護者も汚れてもいい服、靴、でいらしてください。
- *インフルエンザ等が園内で流行っている場合、あそぼう会・園庭開放は中止になることがあります。ご了承下さい。
- *予約が必要なものは直接支援室担当または事務室へ、またはお電話で受け付けます。必要な時に「広報誌おひさま」や「子育て支援室よりお知らせ」にてお知らせします。
子育て支援室よりお知らせ
(予定が変更・中止の場合はこちらに記載されます)
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ひまわり広報誌「おひさま」
毎月発行しています。6月号、10月号、3月号は地域の皆さんに配布をさせて頂い ています。その他の月は下記の場所にもございます。又、ホームページでも下記に内容を掲載しています。過去のものもダウンロードできます。
★ひまわり保育園 ★市役所 ★保健センター ★子どもと福祉の未来館 ★並木公民館 ★富岡公民館 ★新所沢東公民館 ★さくら児童館 ★ひかり児童館 ★もりあね助産院
支援室カレンダー
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♣12月のあそぼう会
2024年12月5日更新
- ★12月は予約が必要です
- ★咳などの風邪症状や体調がいつもと異なる場合は、お家で安静にしましょう。
- ★着替え、タオル、水やお茶などの飲み物をお持ち下さい。
- ♥0歳児(R5.4月以降生まれのお子さん)
- ★12月17日(火)
- 時間 10:00〜11:00頃まで
- 場所 ひまわり保育園子育て支援室ひろば
- ひろばでクリスマス会をしましょう!今年は人形劇のまさみさんと、クリスマスの歌やお話を楽しみたいと思います。皆でクリスマスの雰囲気を味わって、温かく幸せな気持ちになれたら嬉しいです。各会10組程度募集します。予約をお願いします。
予約受付時間:月~金9:30~15:30
- ★12月17日(火)
- ♥1・2歳児(R3.4~R5.3生まれのお子さん)
- ★12月18日(水)
- 時間 10:30〜11:30頃まで
- 場所 ひまわり保育園子育て支援室ひろば
- ひろばでクリスマス会をしましょう!今年は人形劇のまさみさんと、クリスマスの歌やお話を楽しみたいと思います。皆でクリスマスの雰囲気を味わって、温かく幸せな気持ちになれたら嬉しいです。各会10組程度募集します。予約をお願いします。
予約受付時間:月~金9:30~15:30
- ★12月18日(水)
- ★富士見公園の原っぱであそぶ日
- 青いシートを敷いてありますので目印にして下さい。戸外で気持ち良く体を動かしましょう。場所が分からない方は9:40にひまわり保育園にお越し下さい。一緒に行きましょう。
※雨天の場合は中止ですが、ひまわり保育園子育て支援室「ひろば」で遊べます!
- ★ひまわり保育園内の子育て支援室「ひろば」で遊ぶ日
- 「ひろば」やテラス、園庭で遊びましょう。保育園の雰囲気も体験してみましょう。
★富士見公園にて
♣園庭・室内開放
2024年11月4日更新
保育園で遊んでみませんか?ひまわり保育園には地域の方が親子で遊べる、子育て支援室「ひろば」というお部屋があります。園庭やテラスも楽しいです。予約はいりません。正面玄関のインターホンを押して「遊びに来ました!」とお伝えください!!お待ちしています!!
- 月~金:9:00~12:00、14:30~16:30
- 土:9:00~12:00
【室内開放(子育て支援室「ひろば」)】
- 月~金:9:30~12:00、14:30~15:30
- 土:9:00~12:00
【園庭開放】
★お願い
※12/14(土)は園内行事のため園庭室内開放はお休みです。
※ 年内は12/28(土)まで。年明けは1/6(月)から開放しています。
※園内で行っている消毒などの感染対策は引き続き行います。
※園内でのマスク着用は個人の判断が基本となります。
※感染拡大時は、マスクの着用をお願いするなど、感染対策を強化する場合があります。
※咳などの風邪症状や体調がいつもと異なる場合は、お家で安静にしましょう。
※園庭・室内開放の時間に、子育て相談も受け付けています。その他、お電話やメールでも相談を受け付けていますので、困った事や分からない事など何でもご相談下さい。
— 園庭室内開放の様子 —
♣お誕生会
2024年12月5日更新
- *場所:ひまわり保育園子育て支援室
- *日にち:12月4日(水)
- *時間:10:00〜11:00頃
子育て支援室「ひろば」でお誕生日カード作りや身体測定をしましょう。その後はお誕生日の絵本を見て、生まれた時の話をしてお祝いしましょう!!予約はいりません。どなたでもお越しください。
♣富士見公園紙しばい屋さん
2024年12月5日更新
毎週金曜日に、富士見公園にて紙しばい屋さんを開催しています。戸外で紙しばいや絵本の読み聞かせ、わらべ歌や季節の歌を楽しみましょう。
- *場所:富士見公園
- *日時:毎週金曜日 10:00~11:00頃
- 10:00~10:30: 紙しばい、絵本、手遊び、わらべ歌など
- 10:30~11:00: 絵本貸し出し、子育て相談も受け付け
★12/13(金)はお休みです。
★年内は12/20(金)まで。年明けは1/17(金)から再開です。
★富士見公園 所沢市中新井3-23ニュータウン通り沿いの交番の向かい側です。場所が分からない方は9:40にひまわり保育園にお越し下さい。一緒に行きましょう。
★紙しばい屋さんは雨天の場合は中止です。
♣並木公民館すくすくひろば
2024年12月5日更新
並木公民館では毎月第4火曜日にすくすくひろばを開催しています。親子の触れ合い遊びや、わらべ歌、お母さん同士でお話しする時間もあります。ひまわり保育園子育て支援の堺澤も参加します。
- *日時:12月24日(火)10:00〜11:00頃(予約不要)
支援室コラム
ひんやりとした冷たい空気に、本格的な冬の訪れを感じる季節となりました。街のあちらこちらでは、クリスマスの温かい光が見え始めています。暑い暑い夏から一気に寒くなり、ジェットコースターに乗っているような季節の変化でした。今年もあとわずかです。お子さんはこの1年でとても大きく成長しましたね。きっとお母さんお父さんも子育てを通じて成長したのではないでしょうか。
子育ては、予想もできない、色々な事が起きますね。途方に暮れる事もあったでしょう。イライラ爆発!することもあったでしょう。でもそれ以上にお子さんの可愛い姿や成長に嬉しい気持ちになる事もたくさんあったと思います。大人だって人間です。泣いたり怒ったり、嬉しかったり感動したり、たくさんの感情がある自分を認めてあげて良いと思います。お子さんの思いも大切にし、ご自分の思いも大切にしましょう。そして「この1年よく頑張った!」といつも頑張ってきた自分を労い、新しい年に向かっていきましょう。
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子うさぎましろのお話
— 2024年12月5日更新 —-
さて今月は、「子うさぎましろのお話」というクリスマスのお話をご紹介します。このお話に出てくる主人公の真っ白なこうさぎ「ましろ」はサンタさんからプレゼントをもらいます。けれどましろはもっとプレゼントが欲しくなり、あることを思いつきます。それは、体にスミを塗り、黒いうさぎに変身してサンタさんにもう一度プレゼントをもらおうという作戦。黒うさぎになったましろは、もう一度サンタさんのところへ。サンタさんはすぐにそれがましろだと分かりましたが、何も言わず袋に残っていた一粒の種と、自分のサンドウィッチをましろに渡したのでした。うまくいったことにましろは喜びますが、体のスミを落とそうとしても落ちません。そこでだんだん自分のしたことを後悔し、罪の意識が芽生えます。一生懸命に考えたましろは、自身の心の奥の声に気づき、行動していきます。
さぁ、ましろはこの後どうするのでしょう?そしてサンタさんは??人は皆、心の中に聖なるものを備えていると言われています。曇りのない目で内面を覗けば必ず見えるそうです。日々、忙しい中で心の中の目に見えない聖なるものを見ようとしたり、考える時間もないかも知れませんが、一年に一度、クリスマスの日は心の中の本当の響きを感じて、向き合ってみても良いかも知れませんね。大人も子どもも温かい気持ちになる一冊。ぜひお子さんと読んでみて下さい。— クリスマスの絵本いろいろ —
「クリスマスのおばけ」
せなけいこ作
クリスマスの日、おばけの子どもはどうしているのかな?おばけの子を思いやる女の子の可愛いお話です。
「ぐりとぐらのおきゃくさま」
中川李枝子作・山脇百合子絵
森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を見つけました。足跡をたどると、ぐりとぐらの家まで続いていました・・・いったいだれ?ぐりとぐらのクリスマスの絵本です。
「クリスマスのかくれんぼ」
いしかわこうじ作・絵
あかちゃんのために考えて作られたユニークな型抜きしかけ絵本です。わくわくクリスマスがかくれんぼしています!
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子うさぎましろのお話
— 2024年12月5日更新 —-
さて今月は、「子うさぎましろのお話」というクリスマスのお話をご紹介します。このお話に出てくる主人公の真っ白なこうさぎ「ましろ」はサンタさんからプレゼントをもらいます。けれどましろはもっとプレゼントが欲しくなり、あることを思いつきます。それは、体にスミを塗り、黒いうさぎに変身してサンタさんにもう一度プレゼントをもらおうという作戦。黒うさぎになったましろは、もう一度サンタさんのところへ。サンタさんはすぐにそれがましろだと分かりましたが、何も言わず袋に残っていた一粒の種と、自分のサンドウィッチをましろに渡したのでした。うまくいったことにましろは喜びますが、体のスミを落とそうとしても落ちません。そこでだんだん自分のしたことを後悔し、罪の意識が芽生えます。一生懸命に考えたましろは、自身の心の奥の声に気づき、行動していきます。
さぁ、ましろはこの後どうするのでしょう?そしてサンタさんは??人は皆、心の中に聖なるものを備えていると言われています。曇りのない目で内面を覗けば必ず見えるそうです。日々、忙しい中で心の中の目に見えない聖なるものを見ようとしたり、考える時間もないかも知れませんが、一年に一度、クリスマスの日は心の中の本当の響きを感じて、向き合ってみても良いかも知れませんね。大人も子どもも温かい気持ちになる一冊。ぜひお子さんと読んでみて下さい。— クリスマスの絵本いろいろ —
「クリスマスのおばけ」
せなけいこ作
クリスマスの日、おばけの子どもはどうしているのかな?おばけの子を思いやる女の子の可愛いお話です。
「ぐりとぐらのおきゃくさま」
中川李枝子作・山脇百合子絵
森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を見つけました。足跡をたどると、ぐりとぐらの家まで続いていました・・・いったいだれ?ぐりとぐらのクリスマスの絵本です。
「クリスマスのかくれんぼ」
いしかわこうじ作・絵
あかちゃんのために考えて作られたユニークな型抜きしかけ絵本です。わくわくクリスマスがかくれんぼしています!
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お散歩は良いことがいっぱい!!
— 2024年10月1日更新 —-
日差しがまだまだ暑い日もありますが、日が落ちるのが早くなり風も心地よくなってきました。夕方になると色々な所から虫の声が聞こえ、その音色が秋の訪れを知らせてくれます。
これからの季節は外遊びやお散歩がとても気持ちの良い時期です。親子で秋の自然を感じながら遊んだり、ぶらぶらとお散歩をしてみるのも良いでしょう。
今月は、楽しみながら歩いて育つ「歩育」のお話です。「歩育」とは、自然を感じたり、地域と触れ合ったりしながら歩くことで、お子さんの体力や知力、感性などの能力の発達を助け、伸ばしていく事です。- 【体力がつく!】
- 歩くことは、全身運動になり、足腰が鍛えられ基礎体力がつくと言われています。お散歩はただ歩いて いるだけでなく、虫を見つけてしゃがんだり、木に成っている実を見つけてジャンプしたり、木々や草を乗り越えたりと楽しみながら全身を使い、運動能力を知らず知らずのうちに高めてくれます。そして足は「第二の心臓」とも言われているように、歩くことで血行が良くなり身体を温める効果や食欲促進、安眠効果など、良いことばかりです。
- 【五感の刺激、脳の成長】
- 歩くことで、虫、花、動物の鳴き声など、たくさんのことに興味を持ち、五感(視覚、聴覚、味覚4、嗅覚、触覚)をフル回転させます。音を聞いたり、香りをかいだり、触ってみたり、時には口に入れてみたりしながら、たくさんの刺激を受けることで脳が活発に活動していきます。
- 【歩く時のルールは?】
- “散歩は・・・危ない・・”という気持ちもあるかも知れませんが、お散歩の中で体験し覚えていくことも たくさんあります。自分で危険から身を守れるようにどこの場所が危ないか、歩く時のルールなどを 話しながらお散歩できると良いですね。それでも、発見したものに対して突発的な動きをすることもあります。 「危ないから止まって!」の声掛けで止まれないこともあるので、車の来る所は大人がしっかり手を繋いで 歩きましょう。
お子さんの好奇心、探究心、想像力は無限です。その時期はいつまで続くのでしょうか。もしかしたらあっという間に終わってしまうのかも知れませんね。忙しい日々の中ですが、お子さんと会話をしたり、歌を歌いながらお散歩したり、大人も空を見上げ風を感じ、ホッとできると良いですね。
ひまわり保育園より
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生活リズムを整えましょう
— 2024年8月31日更新 —-
今年の夏は、本当に暑かったですね。外に出ればまだまだ汗ばむ季節ではありますが、いつの間にかせみの声がこおろぎに変わり、季節は秋に近づいています。この夏は外が暑すぎて出られない事もありましたが、これからはまた少しずつ涼しくなり、外に出られるようになりますね。あそぼう会や紙しばい屋さんなどで、またお会いできる日を楽しみにしています!
大人の方もお子さんも、夏の疲れが出てくる頃です。何だか寝てもだるいな~と感じたり、最近疲れやすいな~と感じる事もあるかも知れませんね。そんな時は、生活リズムを整えてみましょう。どうやって整えるの?それは、これからご紹介する「5つの定点」を大人がすこ~し意識をして生活してみるだけで整っていきますよ。- ①起きる時間
- 体温が上がる6時頃。カーテンを開け、朝の気持ちの良い光で自然に目が覚めると良いですね。
- ②朝ごはん
- 一日元気に過ごす為の源です。
- ③昼ごはん
- 糖や脂質はなるべく朝や昼に。意欲的に活動するエネルギーになります。
- ④夜ごはん
- 消化の良いものを。眠る2時間前には食べ終われると良いですね。
- ⑤寝る時間
- 体温が下がる20時頃を目指しましょう。
よく眠ると、気持ちよく起きることができますね。気持ちよく起きるとたくさん遊ぶ事ができます。たくさん遊ぶとお腹が空くというように、全てが繋がっていきますね。
この5つの定点で、規則正しいリズムを作る事は、心理学や脳科学の分野でも研究が進められており、大きくなった時に「我慢できる」「キレない」「意欲的に頑張る」など、生きていく上でとても大切な力に繋がっていくそうです。小さい頃からの習慣が、思春期になっても生きるという事です。又、免疫力もアップし、ウイルスに負けない体が作られていきます。
健康で丈夫な心と体は、安定した生活リズムで気持ちよく生活を送る事で作られていきます。完璧にしなくても大丈夫です。出来る範囲で、まずは大人が気持ちよく眠ったり、「美味しいね!」と、ご飯を食べたりする事で、お子さんもきっと自分で「眠りたい」「食べたい!」という気持ちになるかなと思います。
困った事や分からない事がありましたら、いつでもご相談ください。ひまわり保育園より
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体の土台を担う「足」のお話
— 2024年5月26日更新 —-
あじさいの花が少しずつ色づき始め、梅雨の気配を感じる季節となりました。
梅雨に入ると、雨でなかなか外に出られないこともありますが、子ども達は傘や長靴、レインコートなど、雨グッズが大好き!是非、「雨の日の散歩」も楽しんでみて下さい。いつもとは違う風景の中で、素敵な発見がたくさんあると思います。
今月は、そんなお散歩のときに大切な、お子さんの「足」についてのお話です。はいはいやずりばいをするのにも、大切な足。足はからだの土台となる部位で、脳の育ちとも密接に関わっています。思うように動けるからだに育つのにも、足がポイントとなります。
子どもは生まれてきてから、おおむね6歳頃までに成人型歩行(からだの動きを調整しながら安定して長い距離が歩ける)ができるようになります。この時期に、全身の骨格、関節、筋肉、神経系の大脳、小脳も発達します。ですから、たくさん遊ぶ中で、自分自身の足で歩き、様々な感覚を経験することがとても大切です。ベビーカーや抱っこ紐も上手く使いながら、お子さん自身が自分の意志で思い切り全身を使って手足を動かし、ずりばいやはいはい、歩いて走ってたくさん遊べる時間を意識しましょう。脳へ情報を送るセンサー「メカノレセプター」
少々難しい名前ですが・・お子さんの発達にとても大切な事なので是非読んでみて下さい。メカノレセプターは、足裏にたくさん分布している感覚受容器です。
足底にかかる圧力などを察知して、その情報を脳に送ります。脳は情報を頼りに、バランスの調整などを行います。この経験を積むことで、からだの使い方(運動機能)は発達し、効率の良い筋肉の使い方を習得します。
メカノレセプターの機能は、とくに感覚が育つ幼児期に足裏にいろいろな刺激をあたえることで発達します。また歩行には、視覚や平衡感覚、体性感覚(手足やからだの運動や位置を伝える深部の感覚)も必要で、すべて脳にある中枢神経で統合されることで行われます。メカノレセプターがうまく働くと、脳が忙しく働き続けることなく、足やからだが動かせるようになり、脳に余裕も生まれます。さらに歩行は血流を良くし、脳に新鮮な酸素を運びます。注意力、思考力、意欲などが上昇するとも言われています。「メカノレセプター」のために取り入れたい事 二つ
① 土の上や原っぱなどでの裸足遊び
安全を確認して、屋内外を裸足で遊びましょう。土や草の上、凸凹したところ、傾斜、ぬかるみなど、様々な場所がおすすめです。ひまわり保育園の園庭やテラスも良いですよ!② 足に合った靴をきちんと履いてお散歩
靴を履いた状態でのメカノレセプター育ても大切。そこでおすすめは「散歩」です。そして、足に合った靴をきちんと履く事も大切です。散歩は「年齢×1㎞」を目安に歩いてみましょう。体力や持久力がつくうえ、自分で歩けた達成感から自信もつきます。しだいに歩く距離を増やし、お散歩が習慣になると良いでしょう。
雨や雪など、さまざまな天候に合わせた歩き方もできるようになります。よい靴を選ぶためのポイント 四つ
① 【かかとの幅と強度】
足と靴のかかとの幅と中心が合っている靴を選びます。お子さんは、足関節が不安定なので、3歳くらいまではかかとが高く、押しても潰れない硬さの靴を選びましょう。② 【留め具と履き口】
足をしっかり固定して様々な動きでも脱げないように、マジックテープがある靴を。マジックテープの位置が甲に沿っているかもチェック。履き口が広すぎるとスポッと脱げるので、適度に閉まっている靴を選びましょう。背伸びして脱げないかどうかも確認しましょう。③ 【中敷きが取り出せる】
中敷きを取り出せると、足の汗染みの跡から靴内の足の位置を確認して、どこに力をいれて歩いているか、足と靴があっているかを判断することができます。
かかとの跡が中敷きの後ろ端にあり、5本の指跡の前に0.6㎝~0.9㎝くらいの余裕があると適正なサイズです。この余裕が、0.3㎝~0.5㎝以下になったら、0.5㎝大きいサイズに交換しましょう。④ 【靴底が歩き方に合っている】
◆1歳代
足の安定をもたらすように、靴を置いた時にぐらつかず靴底が地面にピタッと安定するものを選びましょう。ピタッ!
◆2歳以降
足や足首をダイナミックに動かせるように、靴を持って曲げた時につま先からかかとの長さの3分の1の位置が楽に曲がり、靴底に適度なクッション性のあるものを選びましょう。ずりばい、はいはい、歩いて走ってたくさん遊んで・・・お子さんが輝く「足育て」親子で楽しくやってみましょう。
出典:学研教育みらい「あそびと環境0.1.2歳」2019年7月号、クレヨンハウス:「クーヨン」2020年7月号
ひまわり保育園より
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「タミータイム」のお話
— 2024年5月3日更新 —-
爽やかな風に暖かい日差し。外遊びやお散歩が楽しい季節になりましたね。アリやダンゴムシなどの虫たちや、たんぽぽなどの植物たち。身近には不思議で面白くて素敵な自然がたくさんあります
ぜひお子さんとぶらぶら寄り道しながらお散歩を楽しんでみましょう。お子さんのペースで歩いてみると、今まで気づかなかった発見があるかもしれませんね!
歩行前の赤ちゃんも、気持ちの良い季節に、たくさん体を動かして遊びましょう。今月は、赤ちゃんの「タミータイム」のお話です。「タミー」とは、赤ちゃんが起きている時に大人が見守っているなかで、腹ばいで過ごす時間の事です。腹ばいは首から背中、肩などの上半身の筋力を向上させ、頭の変形を予防できることも分かってきています。乳児期の運動発達を促すことで、その後の言語や社会性などをよりスムーズに育むことができると考えられています。
首の据わっていない赤ちゃんにタミータイムを始める時は工夫が必要です。まずは大人があおむけに寝た状態でお腹や胸に赤ちゃんを乗せて下さい。両手で赤ちゃんの体を支え、目と目が合うように上手く体勢を調整します。赤ちゃんに声をかけたり、歌を歌ったりします。赤ちゃんは大人の顔を見ようと一生懸命に首を持ち上げようとします。この状態を1日2~3回、1回に数十秒程度から始め、徐々に時間や回数を増やしていきましょう。生後一ヶ月頃には、1日に合計で30分程行うようにしましょう。高ばいができるようになったら終了です。最初は少し難しいかも知れませんが、毎日の習慣で大人も赤ちゃんも体の使い方が上手になると思います!是非やってみて下さい。困ったこと、分からないことがありましたら、いつでもご相談ください。お電話、メール、ZOOMでも受け付けています。- タミータイムの効果
- その1:首や肩の筋肉が鍛えられます!
- その2 首の筋肉がかたくなったり、後頭部が平らになるのを防ぎます!
- その3 寝返りやお座り、はいはいに必要な筋肉を丈夫にします!
タミータイムの注意点
- ・やわらかい場所では腹ばいにしないようにしましょう。
- 必ず、畳や硬いマットの上で!!窒息のリスクを避けるために、やわらかい布団やクッション、布や枕は近くに置かないようにしましょう。
- ・腹ばいにしたまま1人にしないようにしましょう。
- 必ず大人が近くで見守りましょう。
- ・そのまま眠らせないようにしましょう。
- 腹ばいの姿勢で眠ることは、窒息や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高めます。眠る時はあおむけにしましょう。
大人の方も腹ばいになってみましょう!やってみるとすご~く辛いです・・こんなに筋肉を使っているんだな!と分かりますよ。又、同じ姿勢で並んで同じものを見たり、手を伸ばしたり、赤ちゃんと向かい合わせで目線の先にいてあげるのも楽しいです!ひまわり保育園より
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美味しいスープで体の中からぽっかぽか♪
— 2024年2月5日更新 —-
寒さが一段と厳しくなる季節となりました。今年は暖冬と言われ、1月は暖かい日もありましたが、やっぱり冬!!北風は冷たく、まだまだ寒い日が続いています。
寒い日は、温かいものが食べたくなりますね。シチューやおでん、鍋・・・想像すると何だかお腹が空いてきます!今月は、寒い朝にお勧めのひまわり保育園基本の野菜スープを紹介します!
野菜にはビタミンやミネラルだけでなく、多種類の抗酸化物質が有効成分として含まれています。これは、酸化による細胞の老化や遺伝子の損傷を防ぐ物質のことで、「ファイトケミカル」とも呼ばれていますが、なんとその数1万種類以上!野菜はそれぞれ異なるファイトケミカルを持っているそうです。しかも少し加熱することで野菜の細胞壁が壊れて有効成分が汁に溶け出し、さらに水溶性の食物繊維も溶け出して腸での免疫力の増強に貢献!具が食べられなくても、汁を飲むだけでも栄養満点という事ですね。がん予防にも野菜スープが有効という研究が進んでいるようです。温かいスープで体の中からぽっかぽかに温まりましょう!ひまわり保育園基本の野菜スープ
- ①
- お家にある野菜何でもOKです。ざくざく大きめに切ります。人参や大根は円盤形に切ると手づかみ食べをしているお子さんは両手で持ってでガブっと食べられます。又大きく切った方が早く火が通ります!
- ②
- お鍋に水と野菜を入れてコトコトぐつぐつ…時々野菜に箸を通して軟らかさを見てみましょう。離乳食初期~中期なら歯茎で潰せるように。後期~完了期はガブっと噛めるように調節しましょう。
- ③
- 野菜の出汁がたっぷり出ているので味付け無しでも甘く美味しいスープです。昆布や煮干しで出汁をとったり、味噌などで味付け、肉団子を入れたり、アレンジもgoodです!
- ④ 離乳食のお子さん向けに
- お魚やお肉など、ちょっとパサパサしていて食べにくいかな~と思ったら、野菜スープの汁を少しかけて水分を多くしてあげると良いと思います。ほうれん草や小松菜などの葉物野菜は野菜スープの汁に鰹節を入れて出汁をとり、その汁と葉物野菜を和えたらお浸しのできあがりです!
簡単でとっても栄養のある野菜スープで、心も体もぽかぽかに温まりましょう!困った事、分からない事などありましたらご相談下さい。
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おせちの由来あれこれ
— 2024年2月5日更新 —-
新しい年が始まりましたね。今年も皆さんとたくさんお話して、遊んで、笑って泣いて楽しい1年にしたいと思います。
今年は辰年ですね。辰は縁起の良い生き物の象徴だそうです。「辰」は、「振るう」という文字に由来しており、自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表します。辰は十二支の中で唯一、空想上の生き物ですが、絵本やアニメでも親しまれていますね。
今年は辰にたくさん元気をもらい、充実した一年にしましょう!おせちの由来あれこれ
おせち料理は、一年の作物の豊作や、無病息災、子孫繁栄などを願うために神様にお供えをして、無事を祈った事が始まりです。
おせちの重箱は、良い事が重なり、幸せが積み重なっていきますように。と願いが込められているそうです!- ① 黒豆
- まめは真面目と健康の意味があります。真面目に働いて健康に暮らせますように。
- ② 数の子
- 数の子はニシンの卵で卵がとても多いので、子宝に恵まれますように。
- ③ 栗きんとん
- きんとんは財宝の意味。お金が豊かに暮らせますように。
- ④ 伊達巻き
- 形が巻物に似ているから、しっかり勉強ができて賢くなりますように。
- ⑤ 紅白かまぼこ
- 形は日の出を表し、紅色は魔除け、白色は身を清めるという意味。
- ⑥ えび
- 腰が曲がるまで元気に長生きできますように。
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クリスマスの光に願いを込めて…
— 2023年12月6日更新 —-
舞い散る枯葉や冷たい風に、本格的な冬の訪れを感じるこの頃。街のあちらこちらでは、クリスマスの温かな光も見え始めています。今年もあとわずかですね。本当にあっという間の1年。特に子育て中は1日があっという間に過ぎ、昨日のことも覚えていないくらい慌ただしく、気づいたらもう年末…そんな日々だと思います。
1人でゆっくり…とはいかないかも知れませんが、ここまでよく育てた!私頑張った!と、この1年の自分を褒めてあげましょう!お子さんたちも皆元気に大きくなっていますね。そんな素敵な親子の姿を、きっとサンタクロースはいつも見てくれていると思います。サンタクロースを信じる心、大切にしたいと思い、今月は松岡享子さん著「サンタクロースの部屋」の一節をご紹介します。心の中にひとたびサンタクロースを住まわせた子は、心の中にサンタクロースを収容する空間を作り上げている。
サンタクロースその人は、いつかその子の心の外に出ていってしまうだろう。だが、サンタクロースが占めていた空間は、その子に残る。この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人をここに迎え入れることができる。
この空間、この収容能力、つまり見えないものを信じるという心の動きが、人間の精神生活のあらゆる場面で、どんなに大事かは言うまでもない。
のちに、一番崇高なものを宿すかも知れぬ心の場所が、実は幼い日にサンタクロースを住まわせる事によって作られるのだ。別にサンタクロースには限らない。魔法使いでも妖精でも忍者でも、もの言う動物、岩戸を開けるおまじないでもよい。
幼い心に、これらの不思議の住める空間をたっぷりとってやりたい。目に見えないものを信じる事は、とても素敵で、大切だと思います。ぜひ親子で想像の世界を楽しんで下さい。そして、サンタクロースについての会話も楽しんで下さい。幼い頃が蘇り、大人もきっとワクワクしますから…
皆さん、素敵なクリスマスを!子ども達に平和な未来を…と願いを込めて♡ひろばにて貸し出し中です!他にもクリスマスの素敵な絵本がたくさんありますよ~
「サンタクロースの部屋 子どもと本をめぐって」
松岡享子著
日本の児童図書館員の草分け的存在、松岡享子氏が、子どもと本が楽しく出会うためにはどのようなことが大切かを、実際に出会った子どもやお母さん方とのエピソードも交えて語った評論集です。
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季節の変わり目、上手に過ごしましょう
— 2023年11月3日更新 —-
色とりどりの落ち葉が舞い落ち、秋も深まる頃となりました。あそぼう会や紙しばいを行っている富士見公園も木々の葉が綺麗に色づきはじめ、風が吹くとはらはらと落ちる様子がとても綺麗です。
昼夜の寒暖差もかなり大きくなっていますね。この時期は何を着せたら良いの?と悩む事も多いと思います。秋から冬の衣服の調節にはベストが重宝します。日中は薄手の長袖、朝晩冷える時にはベストなどで体を温めましょう。また、手足の指をクルクル回したり、揉んで温め、血行を良くしてあげるのもgood!です。
気温の変化を感じる事は、自律神経(体温の調節や胃腸の動きに働きかける神経)を鍛え、肌に良い刺激を与えます。皮膚が丈夫になると、免疫力がつくので感染症になりにくい丈夫な体を作る事ができます。寒いとついつい厚着をしがちですが、昼間の間は薄着で外遊び、赤ちゃんもおひさまの光をたくさん浴びて丈夫な身体を作っていきましょう!
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感染症に負けない!免疫力を高めよう!
— 2023年10月1日更新 —-
木々の色が変わり始め、秋の訪れを感じる季節になりました。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…さぁどんな素敵な秋が待っているでしょう。あそぼう会でも、秋の自然にたくさん触れ合い、秋を感じながら過ごせたら良いな。と思っています。
さて今月はひまわり保育園の看護師より、免疫力のお話です。新型コロナウイルスが5月に感染症法の5類になり、行動制限やマスク着用が緩和されました。今後は、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザウイルスなど様々な感染症の流行が予想されます。感染症に負けないよう、免疫力を高めていきましょう!免疫とは?
免疫とは、体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し、撃退する自己防衛システムの事です。体の中では、様々な免疫細胞が連動し、病気や感染症にかからないように身体を守っているのです!
免疫力を高めるには?
- ① 適度な運動
- 運動は、身体を温め、免疫力を高めます。免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に体が温まると一時的に最大5~6倍アップすると言われています。無理せず、自分のペースで適度な運動を生活の中に取り入れましょう。お子さんはやっぱり体を好きなように思い切り動かして遊ぶ事が大切ですね。
- ② バランスの良い食事
- 毎日の食事は、免疫力に大きく関係します。免疫細胞のおよそ7割は腸に存在することから、腸の状態を良くする事が免疫力を高める重要なポイントになります。腸内環境は、人によって大きく異なる為、特定の食品を食べれば免疫力が高まるという訳ではありません。免疫細胞をつくるたんぱく質、腸内環境を整える食物繊維や発酵食品など、バランスの良い食事を規則正しく摂取する事が大切です!
- ③ 十分な睡眠
- 日中の活動の緊張から解放され、身体も心もリラックスしている状態が睡眠中です。睡眠中は、免疫細胞の働きが活発になり、免疫力が高まります!
- ④ 入浴で体を温める
- ゆっくり入浴する事で、身体は芯から温まり、リラックスして免疫力が高まります。38℃~40℃くらいの湯舟にゆっくりつかると良いでしょう。
- ⑤ たくさん笑う!!
- “笑う”と免疫細胞が活性化する研究データが出ています。“笑う”とセロトニンなどの脳内ホルモンが分泌され、免疫力の大敵であるストレスを軽減してくれます。たくさん笑って免疫力を高めましょう!
まだ感染症が不安な日々ですが、ひまわりでたくさん遊んでおしゃべりをしてみませんか?少し気が楽になるかも知れません!是非親子で遊びに来て下さい。又、心配なことや分からない事がありましたらいつでもご相談下さい。
ひまわり保育園看護師より
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夏から秋へ…季節が変わります
— 2023年9月4日更新 —-
まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩の空気や、ふとした時に吹く風が少しずつ涼しくなっているのを感じます。
ひまわりの園庭ではトンボが飛び回り、ススキの穂が長く伸びてきています。せみの声もしだいに鈴虫などの秋の虫の声に変っていますね。季節の変化をあそぼう会でも感じながら、9月もたくさん遊びましょう!
秋は、お月様も大きく、一段と綺麗に輝きます。昔の人々は、収穫の感謝を月にしました。お団子や、お芋などのお供え物をして、それを食べることによって秋の収穫や豊作への感謝と祈りを捧げる風習があります。
綺麗なお月さまを親子で眺める時間を作ってみてはいかがでしょうか?。又、だんだんと夜が長くなっていきます。秋の夜長に少しテレビを消してお月さまを見ながら、親子で絵本を読むのも良いものです。
今年の中秋の名月は9月29日(金)です。♦♦♦
おつきさまの絵本紹介
「おつきさまこんばんは」
林朋子 作
お月さまがにっこり笑顔、困った顔、穏やかな顔、べーっといたずらな顔。色々な表情を見せてくれます。見ている子もいつの間にか同じ表情に…赤ちゃんから楽しめる一冊です。
「パパ、お月さまとって!」
エリック・カール 作・もりひさし 訳
題名の通り、娘のモニカに「パパ、お月さまとって!」と言われたパパが、本当にお月さまを取りに行くお話です。はらぺこあおむしでお馴染みの、エリック=カール作。素敵な絵にも引き込まれます。
「おつきさまこっちむいて」
片山令子 文・片山健 絵
色々な形のお月さま、色々な表情を見せるお月さま。「おつきさま、こっちむいて」と男の子は呼びかけます。こっちをむいてくれるでしょうか?!
「14ひきのおつきみ」
いわむらかずお 作
14匹のねずみの家族の、ほのぼのとしたお月見。絵を見るだけでもあふれる優しさが伝わってくる一冊です。
「ちいちゃんとじゅうごや」
しみずみちを 作
十五夜の日。みんなでお団子を作って、すすきと一緒にお供えします。楽しいお月見のお話で、お家でもやってみたくなりますよ!
これらの絵本は、ひまわり保育園子育て支援室「ひろば」で貸し出しています。他にも素敵な絵本がたくさんあります。絵本の世界、是非親子で楽しんで下さい!!♦♦♦
おつきみ団子レシピ紹介
【材料】
- ● 団子粉と水
- 白玉粉と上新粉が半分ずつ混ざっている粉。スーパーで売っています。つるんとしすぎず、ちょうど良い歯応えです。
- ● きな粉と砂糖
【作り方】
- 団子粉と水を混ぜてこねこね。耳たぶくらいになったら好きな形にする。
- 棒状にして切ったり、まん丸を半分に切ってあげると安心です。
- お湯でゆでる。
- 団子がぷか~んとお湯に浮いてきたら出来上がりです
- きな粉と砂糖を混ぜる。
- ゆで上がった団子にきな粉をまぶして出来上がり!!
- ● 団子粉と水
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気持ちの良い排泄のために…パート2
— 2023年7月6日更新 —-
暑さも日々増していき、本格的な夏がすぐそこまで来ているようです。
7月は七夕がありますね。ひまわり保育園のテラスにも在園児の保護者の方から頂いた大きな笹を飾りました。
その笹に願い事の短冊や飾りをつけ、七夕の後にはお願い事が天まで届くようにと、園庭で笹を燃やします。7月は夏祭りも開催します。毎年繰り返される季節の行事を経験し、その意味に触れ、ひとつずつ大きくなっていく事はとても大切です。又、経験を重ねることによって、”梅雨がきて、夏がきて暑くなり、七夕、お祭り、お月見・・・”と見通しを持ち安心して一年を過ごす事に繋がります。ひまわりでも季節の行事を大切にしながら、今月も楽しく過ごしていきたいと思います!
さて今月は、6月号に掲載しました「トイレットトレーニング」について、保護者の皆さんから様々なお話を伺いましたので紹介します。♦♦♦
まだおしっこが出た事はありませんが、オマルに興味を持って座っています!(2歳2ヶ月)
うんちが出るとおむつを自分で持ってきてくれる!おむつを替える事が分かっているみたい!(2歳0ヶ月)
おむつを脱ぐとジャーとおしっこが出ていたのが、最近は出なくなりました。少し分かってきてコントロールできているのかな?!(1歳3ヶ月)
お風呂に入るとジャーとおしっこが出る時がある!「おしっこ出たね!」と声をかけています。(2歳0ヶ月)
お兄ちゃんのトイレにいつもついて行き、ある日便器に座ってみたら・・・おしっこが出ました!!今はすっかり布パンツです。(2歳10か月)
午前中の外遊びの時やお昼寝の後に、パンツを履いています。お散歩の前、食事の前など生活の節目には「〇○するからトイレにいこうね」と先の見通しが持てるような声掛けをしてトイレに誘っています。おむつが安心でパンツが嫌な子もいます。その子がパンツをはきたくなるまで待ちつつ、友だちがパンツを履いたり、トイレに行く姿を一緒に見たりしています。(2歳児担任)
トイレに興味を持つ子が増えてきました。おむつ替えの際に、トイレに行きたければ座っています。又、おむつにおしっこが出ていない時はトイレに誘ってみます。座るとタイミングよく出ることもあります。「おしっこでたね!」「すっきりしたね!」と喜びを共感しながら楽しくトイレに行っています!(1歳児担任)
紙おむつでも、生活の節目節目で確認したり、おしっこが出ていればその都度替えています。「おしっこ出たね」「気持ち悪いから替えようね」「すっきりしたね~」などの声をかけ、今の状態や気持ちを言葉にしながら替えることを意識しています。又、おむつを外した時には「気持ち良いね~」などと言いながら股関節を動かしたり、体を優しくゆらゆらするなどのマッサージをしています。(0歳児担任)
排泄について、たくさんお話できました!!おむつはずしで大切なことは、お子さん自身がおしっこが出たとサインを出したときにそれを受け止め、その時に替えてあげる事。又、小さい頃から「おしっこ出たね」「すっきりしたね」「トイレに行ってみようね」などのやり取りが大切です。
困った事、分からない事がありましたら、いつでもご相談下さい。
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気持ちの良い排泄のために…
— 2023年5月25日更新 —-
あじさいの花が少しずつ色づき始め、梅雨の気配を感じる季節となりました。雲の間から差し込む日差しや暑さに、初夏の訪れを感じますね。
今月は、トイレットトレーニングについてのお話です。「おむつってどうやって、はずれるの?」「トイレットトレーニングってどうすればよいの?」「いつから始めたら良いの?」という疑問をお持ちのお母さん、お父さんはたくさんいらっしゃいます。
おむつがとれるには、生理的な発達や神経系統の成熟が欠かせません。生後間もない頃の赤ちゃんは昼夜問わずおしっこの回数が多いですね。これは尿を溜めておく膀胱がまだ小さく、少し溜まると反射的に出る為です。
成長するにつれ膀胱は容量を増し、夜間は尿を作らなくするようなホルモン作用が起きています。さらに脳が発達してくると膀胱に『おしっこ溜まったよ』という合図や『おしっこ出して』という指令が出るようになります。こうなって初めて、子どもは尿意(おしっこをしたいという感じ)を意識するようになります。尿意を感じるとサインを出す事も増えてきます。そのサインに気づいたら、トイレに誘ったり、こまめにおむつを替えたりして(紙おむつでも布おむつでも同じです)いつもすっきり気持ちよく過ごせると良いですね。♦♦♦
排尿機能はどのように発達するの?
① 0歳前半
1日に15回~20回の排尿があります。おしっこが溜まると反射的に出す為、何度もおしっこ、うんちが出ますね。
② 0歳後半
少しずつ、無意識に膀胱におしっこを貯められるようになります。又、おしっこがおむつに出た不快感を泣いたりぐずったり、止まったり、もじもじしたり・・色んな方法で主張する事も増えてきます。お子さんが主張していたら、すぐにおむつを替えてあげましょう。そして、すっきりして気持ちの良い感覚を養ってあげましょう。これが後にトイレットトレーニングを始めた時にとても大切になってきます。
③ 1歳頃
1日に7回~10回の排尿になります。(個人差はあります)膀胱に貯まった時に大人に「トイレに座ってみよう」「おしっこいこうか」などと声をかけられながら、しだいに"これが尿意”と気づいていきます。そしておしっこが出た時に大人から「おしっこ出たね」「これがおしっこだよ」などと声をかけられることで確認し、おしっこが出てすっきりして気持ちが良いことを感じていきます。この感情を大人がお子さんと共感することが大切です。
ひまわり保育園の子ども用トイレです。遊びにいらしたときに、見てみたい方、座ってみたい方は職員に声をかけて下さいね。
トイレトレーニングの開始の目安は?
その①
お子さんのおしっこをするサインが分かる!むずむずしたり動きが止まったり、声を出したりぐずぐずしたり…。サインはその子その子で異なりますが意識して見てみて下さい!
その②
おしっこの間隔があいてくる!2~3時間程度あけばOK。 1歳半~2歳半頃ですが個人差があります。
その③
おまるや便器に座るとたまたま出る事がある!出た時は一緒に喜びましょう!便器に座る際は、しっかり足が地に着くように台などを置くと安定し、安心してトイレに座る事ができます。
パンツにする目安は?
トイレやおまるで半分くらい出るようになったら!パンツはおしっこを感じやすいです。濡れる感じや下に漏れる感じが目で分かります。しかし、パンツでいつおしっこがでるかドキドキしますね。ストレスを感じたら無理をしない事。一度おむつに戻しても問題ありません。一日のうちの午前中だけパンツするなど時間を決めても良いと思います。
トイレットトレーニングのポイント
失敗しても叱らず、成長のチャンスに!!
- ★ 上手くいかなくても気にしない!!
- ★ 後戻りもよくある事なので気にしない!!
- ★ 失敗しても教えるチャンスにしよう!!
- ★ 床におしっこをしたら・・・「おしっこ出たね」
「これがおしっこだね!」と伝えましょう!親がストレスを感じたらひと休み。成功したらたくさんほめる!!一緒に喜ぶ!!
トイレットトレーニングでは、膀胱が一杯になる感覚を覚える事が大切です。又、一杯になることで膀胱がしだいに発達していきます。ですから、いつも膀胱のおしっこが一杯になる前に何度もトイレに誘わず、なるべく自然にまかせましょう。ギリギリの漏れそうになる感覚や、漏らす体験も必要なのですね。そしてタイミングが良い時に、大人がトイレに誘う事も大切です。朝起きた時、寝る前、食事の前、お風呂の前などの生活の中で場面が切り替わる時が誘いやすいです。遊んでいる最中などは余裕があれば自然にまかせましょう。
困ったこと、分からないことありましたらいつでもご相談ください。
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♪子どもの足と靴のお話 Part2♪
— 2023年5月4日更新 —-
爽やかな風に新緑の青葉。外遊びやお散歩が楽しい季節となりました。少し外に出て、ぶらぶらお散歩しながら、しゃがんで地面を見てみると、アリ、ダンゴムシ、てんとう虫などの生き物や、色とりどりの草花にも出会えます。その一つ一つを見つけたことに子どもたちは感動し、目を輝かせます。お子さんの歩みに合わせて、道草しながらお散歩するのも良いものです。気持ちの良い季節ですので、是非親子で宝物を探してみて下さい。
今月も、前回に引き続きお子さんの足と靴のお話です。外で気持ちよく遊ぶ為には、靴は大切です。今回は「靴の履き方」についてです。心地よく靴を履いて、たくさん遊びましょう。♦♦♦
正しい靴の履き方&脱ぎ方
履く時は…
① まず、靴に足を入れましょう。
② つま先を上げ、かかとを床や地面にトントンして、かかとを靴の後端に合わせましょう。
③ 【片側ベルトの場合】
ベルトを引く方向の手とは逆の手で靴の両側を挟み込み、靴を足幅に十分合わせ、フィットさせます。15㎝以下の靴を大人が履かせる場合には、靴底から挟み込むとやりやすいでしょう。【折り返しベルトの場合】
ベルトを真上に引き上げて、靴を足軸に十分合わせてフィットさせ、そのままベルトを留めて固定します。④ 両側の引き寄せを離さず持ったまま、ベルトを留めます。
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脱ぐ時は…
① 必ず手を使ってベルトを外します。
② かかとを手で押さえて脱ぎましょう。
③ 【片側ベルトの場合】
【折り返しベルトの場合】
足だけで脱ぎ履きしないように、脱いだ後はベルトを浮かせる、又は緩めておきましょう。♦♦♦
ワンポイント
靴下もサイズのあったものを
靴から足を保護する意味で、靴を履く時は靴下も用意しましょう。靴下も足のサイズに合わせ、あまり締めすぎない、靴下の中で指が動かせるものが良いでしょう。着脱は段差があるとgood!
ズボンやパンツの着脱に段差があると良いのと同じで、靴の脱ぎ履きにも高さ15㎝程度の段差があると良いでしょう。玄関の段差や、台などを使うと履きやすいです。牛乳パックなどの紙パックの中に新聞紙を詰めて硬くしたものをいくつかくっつけ、布などを周りに貼ると手作りの台が出来ます。正しい靴の履き方脱ぎ方は、身近な大人に履かせてもらったり脱がせてもらったりするところからスタートします。ファーストシューズから、足にフィットする心地よい感覚を育んでいけるよう、意識して関わりましょう。「かかとトントンしようね」「気持ちいいね」などの言葉を添えながら援助することも大切です。
又、「はだしよりも靴のほうが良いの?」という質問も多くきかれますがそうではありません。足にとっては、はだしで過ごす状態が一番良いと言われています。だからこそ、靴を履いた時に、まるではだしで立ったり歩いたりしているかのような状態を作り出すことが大切です。日本の文化である、ぞうりやげたもそれぞれに良さがあります。はだしも含め、それぞれ適切な場面があります。靴を履く場面では、是非正しい履き方と正しいサイズで、靴の良さを十分活かせるようにしましょう。困った事、分からないことがありましたらいつでもご相談下さい。
出典:株式会社 学研教育みらい
『あそびと環境 0.1.2歳』 2019年7月号
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子どもの足と靴のお話 Part1♪
— 2023年4月3日更新 —-
やわらかな春の日差しの中、新年度がスタートしました。園庭や公園でも、草花や虫などが顔を出し始め、春を感じますね。
今年度も皆さんと、笑って泣いてたくさん遊んで、子育てを語り合い、楽しく過ごしていきたいと思います。お子さんを真ん中に、お母さん、お父さん、地域の皆さん、保育士、皆が繋がり、お子さんの成長を喜び合えるような素敵な子育ての輪を作っていきましょう。
今年度もどうぞよろしくお願い致します。
今月は、お子さんの足と靴についてのお話です。お子さんの健やかな成長の為、そして安全な生活の為に大切な「靴」。知っているようで知らなかった靴の事をお伝えします。まずは、靴選びについてです。お子さんの成長にあった靴選びをして、気持ちよく履いて、たくさん遊びましょう。靴選び4つのポイント
その1
甲の部分に面ファスナー
(マジックテープ)の
ベルトが付いている面ファスナーのベルトで足の甲と靴をしっかり締めて、よい位置に固定することが、心地よいフィット感をもたらし、歩きやすい足を育てます。まずは、お子さんが操作しやすい片側ベルトを選びましょう。操作に慣れてきたら、固定力の高い折り返しベルトに移行すると良いでしょう。
脱ぎ履きの楽なスリッポンタイプは靴の中で足が動いて不安定なため、歩きにくく疲れやすいです。また、緊急時に脱げる事も多く、事故などでの危険を招く可能性が高くなります。長時間遊んだり歩いたりする際には、面ファスナーのベルトで固定できる靴を履きましょう。ベルトの幅は1.5㎝程度で、左側の図のように前足首とかかとを結んだ延長線上に斜めについていると良いでしょう。又、ベルトの裏側のマジックテープ部分は、先端から根本まで広い範囲についているものが、足に合わせて調節しやすいです。
その2
かかと周りが硬く、しっかりしている立った姿勢をまっすぐ支える為には、靴のかかとに強度が必要です。軟らかいかかとの靴では、足がぐらつき、不安定になります。かかと部分を両側から力いっぱい押してもへこまない、硬くて丈夫なものがお勧めです。
その3
靴底が歩き方にあっている【1歳代】足の安定をもたらすように、靴を置いたときにぐらつかず、靴底が地面にピタッと安定するものがお勧めです。
【2歳以降】足や足首をダイナミックに動かせるように、靴を持って曲げた時につま先からかかとの長さの3分の1の位置が楽に曲がり、靴底に適度なクッション性のあるものがお勧めです。
その4
中敷きが取り出せる中敷きを取り出せると、足の汗染みの跡から靴内の足の位置を確認して、どこに力をいれて歩いているか、足と靴があっているかを判断することができます。
かかとの跡が中敷きの後ろ端にあり、5本の指跡の前に0.6㎝~0.9㎝くらいの余裕があると適正なサイズです。この余裕が、0.3㎝~0.5㎝以下になったら、0.5㎝大きいサイズに交換しましょう。足のサイズは靴屋さんで測ったり、お家で、しっかりとした箱の角にかかとを当てても測れます。靴選びの為の測定は、靴下をはいて、立った状態で測りましょう。
お子さんの足に合った形やサイズを選び、気持ちよく靴を履く感覚を育てましょう。サイズが小さいと、履きにくく、窮屈ですね。逆に大き過ぎると足や膝に疲労や痛みが生じたり、転びやすくなったりする可能性があります。元気にたくさん遊んだり、歩いたり走ったりするためにも、靴は大切です。大人も同じです。この機会に是非、 親子で靴の形やサイズを意識してみて下さい。
出典:株式会社 学研教育みらい
『あそびと環境 0.1.2歳』 2019年7月号
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子育て支援室より
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2024年4月〜2025年3月まで
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