保育方針・特色
保育園の理念
- 地域のニーズを踏まえて、父母と保育者が共に協力しながら広く地域に開かれた園とする。
- 子ども達の健やかな成長の為に年齢にふさわしい保育を豊かに展開する。
- 働く父母の仕事と育児の両立を支援できる施設にする。
- 父母同士の連帯感や助け合いの精神を育て、子育てが実感できるようにする。
保育方針
- 働く父母の仕事と子育ての両立を支援するとともに、すべての子ども達の年齢にふさわしい豊かな体験をかさねて、乳幼児期を過ごせるよう子どもの成長・発達の手助けをします。
- 子どもは「愛されている」という思いを土台に、十分に自己主張した上で協調をおぼえ、やがて仲間の中で自分を成長させていきます。自分への確かな信頼を持って就学の時を迎えられるよう、一日一日の保育を工夫しています。
- 保育者は適切な「遊び」と「課題」を提供できるよう、研鑽に努めています。
- 健康な体と基本的な生活習慣の確立のために、早起き、早寝の朝型の生活リズムが身につくように、父母と協力します。
- 地域の母親と子ども達の活動を支援し、交流しています。
保育目標
- 健康でのびのび行動できる心とからだを持った子ども
- 自分のことは自分でする子ども
- よく見、よく聞き、考えて行動する子ども
- 友だちとの関わりの中で、集団ルールを身につけ、共に伸びていける子ども
- 何事にも興味を持ち、意欲的に取り組める子ども
- 豊かな感受性をもち、思ったこと、感じたことを率直に表現できる子ども
保育園の特色
- 子どもを育てることは、大人も学びつつ育つということです。父母と保育者が「共同の精神」によって力を合わせ、ひまわり保育園の運営を考えながら、人々に出会い、学び合い子育てをしています。
保護者の保育参加
懇談会、子育て講座、保育参加、運動会、夏祭り、バザーなど父母参加の行事を通して、お互いの連帯感や助け合いの気持ちを育て、みんなでみんなの子どもを育てることを実感します。
野菜づくり
ひまわりには畑があります。地域の方や保護者の手を借りながら収穫までこぎつけます。大変な部分は大人の手によって補われるのですが、土に触れ手をかけた野菜が食卓にのることは食べることの意欲につながっています。
リトミック・和太鼓・造形活動
保育士の研修も兼ねて、リトミック・和太鼓・造形活動など専門の先生に関わってもらい世界を広げています。園児たちは今まさに発達途上にあり、その吸収力は一生のうちで一番旺盛な時期です。だからこそ本物を与えたい。それはひまわり保育園のこだわりの1つです。
砂あそび
ここの土はピカピカ団子作るのにいいんだよ。白砂はここのがいい…。ひまわりの園庭の中にも様々な土があり、こだわりつつ技を磨き、ぴかぴか団子は子どもから子どもへ伝承されていきます。石ころ、木の実、草花でごちそう作り。つもり遊びでごっこの世界が広がります。水・砂・土はその時々に色々な変化を見せ、子ども達の遊び心をくすぐります。
伝承遊び
縄とび、竹馬、こままわし、折り紙、あやとりなどは子から子へ伝承される遊び。大きいクラスの子ども達がやっているのを見て、小さいクラスの子ども達が、いつかやってみよう。できるようになりたい。という想いで伝わっていきます。簡単にはできません。コツコツと努力を積み重ね、実を結ぶことで得る自信は子どもの成長に大きく影響を与えていきます。
- 隣接する高齢者施設「デイサービスセンターひまわり」があります。ひまわりの子どもたちは、時々遊びに行って交流を深めています。デイセンターの池は小さい子にとってはお散歩コースの1つです。大きい子たちもおじいちゃん、おばあちゃんに「かわいいね。」「がんばってるね。」と声をかけてもらうのを楽しみにしています。このような日常の交流を通して、幼い子どもと高齢者が「共に生きる」思いを体得します。
高齢者と交流